初めての離乳食づくりに戸惑い、赤ちゃんとの向き合い方に悩んでいたころ、私は大阪市の離乳食講習会に参加しました。専門家から直接学べる安心感や、同じ立場の保護者との交流は大きな支えとなり、「明日からはもっと落ち着いて育児ができそう」と前向きな気持ちを取り戻せました。 本記事では、私の経験を交えながら、講習会の内容や特徴、申し込み方法までをわかりやすく紹介します。

離乳食講習会とは？｜専門家から学べる安心のサポート

大阪市が実施する離乳食講習会は、生後5〜6か月頃の赤ちゃんと保護者を対象に、 管理栄養士や保健師が中心となって行う講座です。離乳食の始め方、食材の扱い方、月齢に応じたステップアップ、アレルギーの基礎知識など、初めての育児でつまずきやすいポイントを丁寧に解説してくれます。

私が参加した講座では実際の調理デモもあり、ペーストの固さや食材の量を視覚的に確認できました。 「このくらいなら大丈夫」という基準を知れたことで、自宅での食事づくりが一気にラクになりました。

親子教室の内容｜育児の不安を解消する多方面サポート

離乳食講習会と併せて利用できるのが、保健師・助産師・管理栄養士などの専門職が連携して行う親子教室（子育て支援プログラム）です。食事だけでなく、発達・睡眠・生活リズムなど、 育児にまつわる幅広い相談ができます。

月齢に合わせた遊び体験

赤ちゃんの成長に合わせた発達遊びをスタッフが実演しながら紹介。

食事・ミルクの個別相談

偏食・飲みムラなど、日常の悩みに専門家が丁寧に回答。

発達・睡眠アドバイス

寝つきや夜泣きなど、家庭では解決しづらい悩みにも対応。

同月齢の保護者交流

「うちも同じ！」と共感できる時間が心のゆとりに。

私が参加した回では、同じ悩みを抱える保護者同士の会話がとても励みになりました。 夜泣きや食べムラなど、小さな悩みでも気軽に話せる場があるだけで、心がふっと軽くなる感覚を味わえました。

申し込み方法と費用｜誰でも無料で参加できます

離乳食講習会と親子教室は完全無料で利用できます。申し込みはお住まいの区の保健福祉センターへ電話または窓口で行います。

  1. 対象月齢の赤ちゃんの保護者に案内が郵送される
  2. 保健福祉センターに連絡し、希望日を予約
  3. 指定された日時・会場で受講

※区によって開催頻度や内容が異なります。必ず最新情報を公式サイトでご確認ください。

よくある質問（FAQ）

Q. 持ち物は必要ですか？

A. 母子健康手帳、バスタオル、オムツ、ミルクなど、普段のお出かけセットがあれば問題ありません。 場合によっては筆記用具が必要なことがありますので、事前に案内を確認しておくと安心です。

Q. 兄弟を連れて参加できますか？

A. 会場によって対応が異なります。多くの会場では同伴可能ですが、安全面を考慮して 制限がある場合もあるため、予約時に確認しておきましょう。

Q. 父親や祖父母も参加できますか？

A. はい。父親や祖父母の参加も歓迎されています。私が参加した講座でもご夫婦や家族で来られている方が多く、 家族全体で育児を理解する良い機会になっていました。

まとめ｜専門家と仲間のサポートで安心の離乳食デビューを

離乳食講習会や親子教室は、赤ちゃんの成長を支えつつ、保護者の不安をやわらげてくれる大切な支援です。 実際に参加して感じたのは、「一人で悩まなくていい」という心強さでした。 専門家のアドバイスと、同じ悩みを抱える保護者とのつながりは、育児の大きな助けになります。 少しでも不安を感じたら、ぜひお住まいの区の保健福祉センターに相談し、気軽に参加してみてください。

参考リンク