保育料の仕組み（大阪市）

大阪市の認可保育園の保育料は、保護者の所得（住民税額）を基準に決められています。 月額費用は世帯年収や子どもの年齢によって段階的に変わり、同じ園であっても家庭によって負担額が異なります。

• 0歳児：もっとも保育料が高い（手厚い保育体制が必要なため）
• 1〜2歳児：年齢に応じて徐々に減額
• 3歳以上児：原則無償化（所得制限あり）

「最初は費用が高いと感じましたが、年齢が上がるにつれて助かりました」（北区・30代母）

※最新の保育料基準は「大阪市 子育て・教育ポータル」で確認できます。

保育の無償化制度について

2019年10月から始まった国の「幼児教育・保育の無償化」により、 大阪市でも対象となる家庭は保育料が無料になります。 3〜5歳児は原則すべての世帯が対象で、さらに住民税非課税世帯の場合は0〜2歳児も無償化されます。

• 対象年齢：3〜5歳児（全世帯）、0〜2歳児（住民税非課税世帯）
• 対象施設：認可保育園・認定こども園・幼稚園の預かり保育など
• 申請方法：所得証明・勤務証明などを添えて市区町村に申請

「無償化で経済的にかなり助かりました。兄弟がいる家庭には特にありがたいです」（阿倍野区・40代母）

無償化制度の申請方法と注意点

無償化制度を利用するには、保育園の入園申込みとは別に申請手続きが必要です。 提出期限を過ぎると適用時期が遅れてしまうため、早めに準備するのがおすすめです。

1. 保育園の入園申込書とあわせて無償化申請書を提出
2. 所得証明書・勤務証明書を添付
3. 大阪市から承認通知が届く（郵送）

「申請期限を忘れそうだったので、担当窓口に確認して無事間に合いました」（住吉区・30代父）

保護者が知っておきたいその他のポイント

• 延長保育・一時保育・給食費は無償化の対象外となる場合がある
• 認可外保育施設は基本的に自己負担だが、一定の補助金が出るケースあり
• 世帯所得や事情によっては保育料の減免制度を利用できる

各区役所や子育て支援センターでは、保育料や補助制度の相談も受け付けています。 制度を正しく理解したうえで、ご家庭の家計やライフスタイルに合った保育プランを立てましょう。