大阪市における保育園の種類

大阪市には主に「認可保育園」と「認可外保育園」があります。 両者は運営形態や費用、入園条件などが異なります。

認可保育園とは?

認可保育園は大阪市が定めた基準を満たして運営される保育園です。 国や市の補助があるため、費用が比較的安く抑えられています。

  • 保育士の配置基準・施設基準が法で定められている
  • 利用料は家庭の所得に応じて決まる(大阪市の保育料表に基づく)
  • 年度ごとの入園申込が必要
  • 0歳~小学校就学前まで利用可能

認可外保育園とは?

認可外保育園は市の基準を満たしていないため、補助金が少ないか一部しか出ない場合があります。 自由度が高く、独自のサービスを提供している園もあります。

  • 施設基準や保育士配置は認可保育園より緩い
  • 費用は園ごとに設定され、認可園より高額になりやすい
  • 入園時期が柔軟で途中入園が可能な場合が多い
  • 独自カリキュラムや延長保育、英語教育など特色がある園もある

認可・認可外の比較表(大阪市)

項目認可保育園認可外保育園
費用所得に応じた保育料園ごとに設定、高め
入園時期年度ごと柔軟、途中入園可
補助金国・市の補助あり一部のみ、または自己負担中心
特色・サービス標準カリキュラム中心独自プログラムや特色教育あり

よくある質問(FAQ)

Q. 認可外保育園でも補助は受けられますか?

A. 条件により「子ども・子育て支援新制度」の補助を受けられる場合があります。

Q. 認可園に入れなかった場合はどうする?

A. 認可外保育園を利用するか、空き状況に応じて翌年度に再申込します。