里帰り出産をする場合の大阪市での手続き方法

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里帰り出産とは?
里帰り出産とは、妊婦さんが出産のために実家などに一時的に帰省して出産することです。 大阪市に住民票がある場合、妊婦健診補助や出産後の行政手続きは原則「大阪市」で行う必要があります。
妊婦健診の補助券の使い方
大阪市で交付される「妊婦健康診査受診券」は、大阪市外の医療機関でも利用できる場合があります。 ただし、自治体や医療機関によってはそのまま使えないケースもあります。
- 利用できる場合 → そのまま受診券を提出
- 利用できない場合 → いったん全額自己負担し、大阪市に「償還払い」を申請
詳細は事前に受診予定の医療機関と、大阪市の保健福祉センターへ確認しておきましょう。
出産後の出生届の提出
出生届は、出産した場所(里帰り先の自治体)や本籍地でも提出できます。 大阪市に住民票がある場合は、どこで提出しても大阪市の戸籍や住民票に反映されます。
ただし、児童手当や医療証などの手続きは住民票のある「大阪市」で改めて行う必要があります。
児童手当・医療証の申請
出産後、里帰り先で出生届を提出しても、児童手当や医療証の申請は「大阪市役所」で行います。 郵送申請も可能ですが、期限があるため早めの手続きを心がけましょう。
必要書類の例
- 児童手当認定請求書
- 健康保険証の写し
- 本人確認書類(マイナンバーカードなど)
- 出生証明書(出生届出済証明)
健康保険・出産育児一時金
赤ちゃんの健康保険加入手続きは勤務先または区役所を通じて行います。 また、出産育児一時金は直接支払制度を利用するか、ご自身で申請する必要があります。
里帰り出産での注意点
- 妊婦健診補助券の利用可否を、必ず事前に確認しておく(償還払いになる可能性あり)
- 出生届は里帰り先でも提出できるが、その後の手続きは大阪市で必要
- 児童手当や医療証は郵送申請も可能だが、期限を守ること
- 手続きに必要な書類(マイナンバーカード・印鑑・保険証)は出産前に揃えておく
まとめ
大阪市に住民票がある人が里帰り出産をする場合、 出生届は里帰り先で提出可能ですが、児童手当・医療証などの手続きは大阪市で行う必要があります。 事前に準備を整えておくことで、スムーズに制度を利用できます。
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